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パリ生活:『ラ・ラ・ランド』が素晴らしすぎた話

2017/02/07

カルチエ・ラタン散策を終え、駆け込みでフランスの映画館チェーンであるUCGシネマへ。観る映画は『ラ・ラ・ランド』。

大興奮!胸いっぱいになる最高のエンターテイメント

TOHOシネマズ日本橋の一番大きなスクリーンくらいあるシアターで、客の入りは意外と少ない。そして席は全席自由席。私は前方2〜4列目くらいで観るのが好きなので、3列目のど真ん中へ。これより前に誰も座っていなかったので、ほとんどひとりの世界です。

とてつもない期待をもって観に行った『ラ・ラ・ランド』。あまりに素晴らしい映画で幸せ以外の何でもありませんでした・・・。まずオープニングで至上の幸福に包まれ感涙。ジャック・ドゥミのような色あざやかな世界に終始感無量。『巴里のアメリカ人』やクラシック映画へのオマージュに感激。何より音楽が本当に最高です。そして最高に切なくてロマンチック。

夢追い人の人生には苦悩と葛藤がつきもので、自分の想いと現実を重ねるのは難しい。大抵は理想のなにかを犠牲にしながら生きていかなければならず、いつか100人に1人、10000人に1人かもしれない誰かが転機になることもあれば、叶わないこともあるでしょう。

あの時のあの一言で、あの時のこうしていれば人生は360度変わっていたのかもしれない。でも、過去は変えられない。

いろんな感情が溢れて音楽が流れるたびに涙してしまいました。この映画はパリで観るべき映画だったんだ。これだけでもフランスに来た甲斐があったと、突然のフランス行きを決めた一ヶ月前を思い出します。

『ラ・ラ・ランド』はクラシカルでありながら、人種の隔たりもないし、普通にスマートフォンも使っていたりして、全く新しい現代のミュージカル。『レ・ミゼラブル』のような原案ありきのミュージカルも素晴らしいけれど、完全オリジナルでここまでハッピーなミュージカル映画をつくりあげてしまったデイミアン・チャゼル監督には感服です。

ああ、映画を好きになって本当によかった。クラシック映画に溺れ、ミュージカル映画が大好きで本当によかった。ジャック・ドゥミの映画を教えてくれる人たちがいて、『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』を観てジャック・ドゥミの映画が大好きになって本当によかった。映画の誕生から120年、今この時代に『ラ・ラ・ランド』のようなミュージカル映画を観られるなんて夢にも思いませんでした。

間違いなくここ10年の間にリアルタイムで観た映画の中では一番の映画です。おそらく向こう5年は『ラ・ラ・ランド』を超える映画はないような気さえします。フランスにいる間にあと2回、帰国したら劇場公開中に5回、死ぬまでに50回観よう。


幸せな気持ちで立ち寄った花屋で可愛らしい花を買う。店主のおじいさんが素敵なラッピングをしてくれて、口頭で値段を言われるとパニックになる私に笑いながら教えてくれたり、中心部のように英語さえ通じないことも多いがパリの田舎暮らしもいいなあと思えてきました。

パリ,花屋
おじいさんのセンスよい

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