予定を切り上げてわざわざパリに戻ってきた理由の最大の理由がこれ!スティーブ・マックィーンのエキスポ!マレ地区にあるアートギャラリー「ギャラリー・ジョセフ」で約2ヶ月にわたり開催されており、マックィーンファンとしては行かないわけにいかない一大イベントです。
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まちなかポスター(右)
パリの至るところにマックィーンのポスターが!ちょくちょくマックィーンの目をレディ・ガガみたいに塗りつぶした落書きとかもあってムッとしたけど、とにかくどこを歩いてもこのポスターを見かけたのですごい労力だと感心する。
しかし私の旅行中に開催されているなんて。なんというタイミングなんだ。(あぁカミサマありがとう)
いりぐち
スティーブ・マックィーンといえばハリウッドを代表するスターの一人。あんまりはしゃぐとウザがられるので自粛しながらも、私はそれはもうマックィーンが大好きなのでちょっとこの展示会はやばかったです。調べても情報が少ないしあまり期待していなかっただけに大興奮だった。こんなエキスポをひょいと開催してくれるパリがますます好きになってしまう・・・。
展示会の構成は、ざっくり1階が映画のポスターや写真とマックィーンの愛車(レプリカ)の展示、2階がファッションアイコンとしてのマックィーンとマックィーンの私生活に寄った展示。さらにパリのアーティストによる作品展示が数々と。下の写真右上のアートもアーティストの作品。作品の全てに制作者の名前と連絡先が併記されていて、気に入れば直接連絡がとれる仕組みになっていた。
TRIUMPH TR6
映画『大脱走』でドイツ軍から逃げるマックィーンが乗っていたバイクTRIUMPH TR6。レプリカだし、バイクに全く興味はないが「おおおおおお!!!!!」って感じでした。このあとさらに2台のバイクと車の展示もあり、このエキスポ、たぶん有志でやってるものみたいなだけに、集めるの大変だったんだろうなあ、と。
シワシワなのにかっこいいマックィーン
これはアーティストによる作品なんですが「『気狂いピエロ』のベルモンドじゃん!」と思ったのは私だけじゃないはず。そうです、映画『気狂いピエロ』の日本版ジャケ写とほぼ一緒。途端にマックィーンがベルモンドにしか見えない病気にかかる。案外顔似てるのかな。
定番の日本語ポスターも
1階奥にあった『栄光のル・マン』の特設コーナー。フランスのル・マンが舞台の映画なだけに気合いが入っているのかもしれないにしても、よくできている。改めて、マックィーンはバイクと車がよく似合う。あと馬。自転車が似合うのは『明日に向かって撃て!』のポール・ニューマン。だとおもう。
TRIUMPH TR6
20分くらいの映像もあって、最後にこれを見れば「マックィーン最高」という気持ちだけで会場を後にできる。途中のインタビューは退屈だったけど最後のハイライトは素晴らしかった。おじいさんがマックィーンがいかに偉大かを語るよりも、マックィーンがバイクを乗りまわしている映像を永遠にみていたい。
ギャラリー・ジョセフのHPに会場の様子がアップされていたので是非こちらもどうぞ。
Steve MaQueen Exposition Paris