▷上映会

映画館で観るSMAPの伝説的アイドル映画!大森一樹監督特集

2017/01/21

昨日までの曇り空から一転、青い空が心地よい休日。横浜にある座席数わずか28席の小さな映画館、シネマノヴェチェントに行ってきました。

シネマノヴェチェント,横浜,映画館
なんか夕張にもこんな感じの建物あったなあ

名前だけ知っていたこのミニシアター。そこで80年代映画の巨匠、大森一樹監督の特集上映が組まれると聞いたら、それはもう行くっきゃない。

作品のラインナップはいかにもオタクっぽくて気になるものばかりだけど、嘘でしょ?と思うくらいなんだかホームページが見にくいし、何せアクセスが悪すぎる。最寄駅は京急線戸部駅または相鉄本線西横浜駅というマイナー駅なうえに、そこから入り組んだ道を歩くこと約15分。いつになったら着くんだろうと不安になったころに名優たちが出迎えてくれました。

Sponsered Link

貴重な大森一樹監督特集!

今日は朝から『悲しき天使』『ベトナムの風に吹かれて』『シュート!』の三本立て。そうそうここシネマノヴェチェントは今なおフィルム上映にこだわっている貴重な映画館でもあるのです。今日もデジタル撮影された『ベトナムの風に吹かれて』以外の2本はフィルム上映。
そして『シュート!』は上映後に大森一樹監督と撮影監督の高間賢治さんのトークショーつき。こんな楽しいことないよ、ホントに。

スマップ,映画,シュート!
『シュート!』のチケットはすでに完売

シアターは2階なので階段を上がろうと一歩踏み出すと、一面ポスターと場面写真、チラシでびっしり。すごいなこれは本気だなと、こちらも意気込んでしまったほど。

シネマノヴェチェント,横浜,映画館
階段上から見た写真。圧巻。

というわけで、上がった先にある扉を開けてみると、バーカウンターがあり、人がたくさん座れるスペースがあり、そしてこれまた所狭しとポスターが貼ってありました。

シネマノヴェチェント,横浜,映画館
このあとスマップファンのマダムでいっぱいに

シネマノヴェチェント,横浜,映画館
映画観なくても一日中居られそうな心地よさ

辿り着くまで遠いとか分かりづらいとか散々文句言っていて本当にごめんなさい。この空間、幸せ以外の何でもありません。はるばる歩いてきた価値は十分ありました。

上映15分前ともなると続々とお客さんが入ってくるのですが、タイミング的に、もしや?と思っていた予想が的中。まさかの観客の90%がスマップファンでした(たぶん)。

私は前売り券を買っていなかったし、溢れるほど人がいるのでこりゃ見れないなと諦めていたところ、なんとなんと!大森監督と支配人のご好意で無理やり通路に席を作ってもらい鑑賞できることに。しかも通路がスクリーンのど真ん中にあるので完全に特等席。私にとってはラッキーだったけど後ろの人たちはさぞ見辛かったと思うので、なんだか申し訳なかったです。
あとで支配人のブログを見たら「チケットは完売なので当日券は販売しません」とはっきり書いてあった。

『シュート!』感想

この映画、昨今のジャニーズでは考えられない自由さが最高でした。今じゃ映倫で引っかかっちゃうようなちょっとした非行だったり性に対する好奇心の描写の仕方があって(でも下品じゃない)、映画としての面白さが詰まっているんですよね。あと、スマップだけじゃなくてV6のいのっちとかSMAP以外にもたくさんジャニーズが出演しているのだけど、Kinki Kidsが友情出演(おまけみたいなもの)でフツーに出ていたりするから驚く。

大森監督の、所々にクスりと笑いを挟んでくるセンスは本当に天才的だと思うのですが、この映画に至ってはジャニーズ事務所が映画に寛容的だった時代だからこそ出来た傑作に間違いありません。大森監督も言っていたけど、本当に『シュート!』こそジャニーズより映画会社が権力を握っていた最後で貴重な映画だと思います。

2000年代以降、モラルとかそういう規制がまとわりついて自由な映画が随分減ったと感じます。映画でしか出来ないことをするのが映画であるはずなのになあ。つまらない時代になったもんだと古き良き映画を見るたびに落胆するけど、うじうじ言っても仕方がないのでやっぱり私もいずれエゴに満ちた映画館を作ります。なんちゃって。

この記事をシェアする!
にほんブログ村 旅行ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ

-▷上映会


コメントをする

関連記事

関連記事はありませんでした

プロフィール

名前:haruno / 気が向いたときにサクッと一人旅するのが好きな東京人です。だいたい映画と旅行と美味しいもののはなし。 more